5/31/2014

5/31


絵具が乾かないので作業場を片付ける。適材適所。
ほんとうは次の展示の準備がなにやらいろいろで頭の中を片付けたくて。中空のつばめ。
本棚には本をなかなか読まないわたしに代ってもくもく読む人々を置いてみました。
東京のトムズボックスの展示は今日が最終日です。
トムズボックスに並べた絵の中にも本を読む人がいます。
わたしは鹿児島〜屋久島へ。

5/29/2014

屋久島へ



月末、屋久島に向かいます。
6月1日より一ヶ月この春に出版された絵本「わたしは樹だ」の原画展があります。
屋久島で展覧会ができるなんて。すごい。うれしい。

会場は旅樂(たびら)。
鹿児島県熊毛郡屋久町小瀬田815-31

6月いっぱいやっているので島にいらっしゃる方はぜひ!
アノニマ・スタジオのブックフェアもあります。
どうぞよろしくおねがいします。

絵具の最後


絵具の最後の姿。絵具は減って来たら「チューブリンガー」でぐりぐりとやります。
すると実はなかなかの分量が残っている。
それでも最後には絵具チューブは首と胴体に分かれる。

そのとき手は絵具まみれになります。
その手についた絵具もちゃんと使います。

作業場でのゴミはなぜか面白く見てしまう。
ゴミが増えると普通はうれしくないものだけど何故かここでは面白い。
それから一日の作業の終わりにゴミ箱をからっぽに。

5/28/2014

5/28


5/26/2014

5/26


今日は沢山描き始めた。
緑色の絵具を沢山使った日。いちにち寝かせます。



5/24/2014

5/24






描きかけの投げ出した絵を仕上げていくことが仕事の中心になればいい。
数百枚の積もった描きかけの絵は自分自身に対する果たせていない約束であり
他人にとってはどうでもいい事柄にもんもんするのもまた一興 
かろうじてあるといいな。誠実さが問われるところ。

5/21/2014

5/21
































5/19/2014

5/19


kobe republic→hiroshima。
良きweekendでした。
それにしても灯台って人に似ている。



今までつくった本と映像作品のリストを更新しました。
nakaban films & books



東京吉祥寺トムズボックスで展示をしています。
右のcurrent expoをご覧ください。

5/18/2014

5/17/2014

描きかけの板絵


描きかけの板絵。落としどころを意識せず愚図愚図進めたいと思っています。上の絵は極小品ながらまだ化けるかもしれず、下の風景画は出来上がりかけているが、このまま素直に出来上がりではくやしい気持ち。これをもとに新たに別の板を切ってもっと大きな絵に描きなおしてもいいかもしれない。ですね。

夏にこういう板絵を集めて展示をします。場所は熊本のさかむらです。一年に2回も同じとこで個展するのははじめて。

5/16/2014

5/16 メモ

映画監督の相田和弘氏のHPで次の記事を読みました。
「鼻血問題についての広河氏の見解」
チェルノブイリの時の大事な現地取材のデータのある記事だと思ったのでここにメモしておきます。

私(な)自身は鼻血はなかったけど当時神奈川県住みで疲労感、止まらない咳、心臓のどきどき、不可解な半身のかぶれ等ありました。2011年の夏が体調悪化のどん底でした。今はおさまっています。

個人的なことですがわたしの母が広島原爆投下の翌日に家族の捜索で市内に入っているので、わたしはいわゆる被曝二世ということになります。
二世への被曝の遺伝的影響の有無はいまだ議論されています。わたし個人は普段は健康。でも被曝してしまうと他の人より体に影響出るのかもしれないなあ、とあれ以来疑っています。これは人類が長い歴史の中ではじめて経験している事態なのでわたしは自分や家族の体調の変化に気をつけるに越したことはないと思っています。

どこかの機関や大学の先生がこの原発事故と健康被害の問題について何か見解を出してもこのご時世いまひとつ信用する気になれません。
それに対して何年も現地で取材された広河さんの書かれたレポートははるかに重要だと思います。

政治や経済活動のために原発事故の影響を何でも問題なしとする風潮があります。
本当にやめて欲しいと思います。

wooden spoon



仕事の合間にいろいろ彫っておりました。(逃避)
目玉はこちらの渦のスプーン。
渦の中心に宇宙からの波動が注入され食材のもつ潜在的な力を引き出します。
渦巻の方向がちょっと間違っているかもしれません。
それに洗うのがとってもめんどうなので商品化はナシ…と。 

5/15/2014

5/15



急遽決定。6月より小豆島で展示。


5/14/2014

5/14


5/13/2014

5/13


油彩筆。
「BELTON」「HOLBEIN」「KYOTO NAKASATO」「SEKAIDO」「TAIHEIDO」の刻印。
今は退職しているけど美術教師をしていた父の知人に熊野町の筆職人がいて大量のB品を譲り受け、それが結局私のものになってしまっている。
一生かかっても使い切れない量なのである。
筆はB品だけど今の私の描き方の絵には充分使用できる。

水彩筆もあるけどこちらは毛抜けが絵の命取りなので「ごめんなさい」だ。でもペンキ塗りに使っている。
筆屋さんはさすがにもう廃業していると思う。私はその人に会ったことがない。

熊野の工場見学してみたかったな。




5/11/2014

5/11



描きかけの絵。
茫洋とした風景も人の心の中ではばっさりとレイヤー化されてしまう。
絵を描くときは、任意の点から前後にレイヤーを設定していく。
でも絵を描く人じしんがいつのまにか自分の仕組んだことに「だまされて」しまう。
思い入れや経験、あるいは絵具の物質としての力がそうさせる。

5/10/2014

5/10 (caloの展覧会最終日)


製本に使った道具

caloでの展覧会「或る光」も今日までです。
よかったら下のリンク先のcaloのサイトで展示についての記事を読んでみてください。


cronache marziane



油絵を描いているので油の瓶が増えていきます。
絵具で濁った筆洗ポットのリフレッシュ用に一時的に油を移す瓶です。
その瓶の濁った顔料の粒子が沈殿するときれいな上澄みを筆洗ポットに戻します。
説明わかるかな?

油瓶は昼ご飯のパスタソースの空き瓶です。
日に日に瓶の中に顔料の粒子が積もっていきます。
油なので粒子の降り積もり方が水とは違うように思います。
覗き込むとそこは火星の小さな砂丘のようになっております。

5/09/2014

今日から「うみべのいす」原画展

この絵は「うみべのいす」制作途中のものです。


今日からトムズボックス+ギャラリーで「うみべのいす」原画展です。
なのにわたしは広島におります。東京に行けずごめんなさい。
瀬戸内のうみのキラキラを眺めて吉祥寺に思いを馳せる事にいたしましょう。

制作時の緊張感あらわれた絵の端の欄外のメモも読めるような展示だそうです。
ちょっと好意的な解釈で観て頂けるかもしれませんね。これは。

ビシッと知的にメモなどとりながら静かなアトリエで作画を進めるアルチザンの姿…

というふうに。
期待しています。

実際は正月休み返上で泣きながらお雑煮を食べながら点描していたわけですが。

とにかく点描は斯様に時間がかかります。見応えのある原画と思います。
トムズボックスの「望遠」とあわせてぜひ見に来てください。

5/07/2014

5/7



5/05/2014

翼の王国5月号

cover painting by chiaki horikoshi


今ANA機内で配布中の「翼の王国」5月号。
「グリム兄弟を追いかけて ドイツ・メルヘン街道、写真とスケッチの旅」と題された特集記事が載っています。
現地取材に行きました。スケッチ多数掲載。

✈ご搭乗お待ちしております!

text: 井出幸亮
photo: 相馬ミナ
paintings: nakaban

5/04/2014

トムズボックスで望遠

はじまりました。
望遠。そう望遠、という二文字。
なんで思い浮かばなかったのだろう。
リンク先のトムズボックス、バブオさんの文章を読んでみてください。
そしてトムズボックスに来てくださいね。