12/25/2011

12/25

楽しきランテルナムジカ岡山〜松山〜高知ツアー終了。

12/16/2011

12/16

モランディのアトリエの写真を撮ったルイジ・ギッリの展示を観た。
絵画の時間に沈んで行く写真が美しかった。
「聖域」ということばは目を曇らせてしまう様だけれど、やはりあのアトリエはどう見てもつくられた聖域だと思う。写真の撮り方、焼き方という演出を差し引いたとしても、濃密な時間が流れている感じが写真から伝わってくる。モランディは場所を選び、道具を選び、その結果生じる時間の流れる速さを注意深く「整えて」いたと思う。

12/12/2011

12/12

1

レテで西脇さんにお目にかかって絵の話し。
嬉しさの余韻がずっと残っている。
20年前くらいの私が学生だった頃から尊敬する画家で、
だから思わず学生にもどったような気持ちになった。

2

new「さかむら」がもう出来たと知る。
行かねば参らねば熊本。
元気でやってるようでよかった。
…熊本弁になってたらおもしろいのに。

12/11/2011

12/11




月が欠けて、また丸くなって沈んで行った。
夜明けはfolonの絵みたいだ。

12/10/2011

12/10



12/09/2011

ジョルジェ・エネスクのテープ

星の原っぱで激しくsaxを吹き続けた篠田昌已さんの音楽…!
そして、篠田さんが繰り返し聴いていたというジョルジェ・エネスクのテープ。
そのコピーを頂き、それを聴き乍ら絵を描いています。
その音楽を譲ってくれた人といま作品(絵本です)を作っている事の不思議。

12/05/2011

12/5

展示も絵画教室も終わり、気持ちも入れ替え。
今日の朝はナナロク社から出るとある詩人のエッセイ集。

待って待って待ってもらって今ようやく全ての絵を渡した。
こんなに待ってもらったのは初めてで、恐縮しつつ、全力で脱力な絵を描いた。
きっといい本になる。
全力で脱力っていいな、楽器を弾くのも武術も脱力だというし、絵だってそうだ。体と精神の事に、もっと向き合いたい。

12/02/2011

12月




あっというまに12月に入り、nakaban EXPO
「とびらにきのえかかったとき」
最終日が迫って来ました。4日(日)迄です。

とうとう数えられなかったけど、150点くらい展示されているらしいです。
展示室がたくさんあります。そして展示室の中には家具がたくさんありその中に小さな展示室が…と、奥行き感のある展示になっています。
どうぞよろしくおねがいします。

11/30/2011

hauschka来日公演 きょう最終日

下の日記では冷静を装っていましたが京都公演かなりやられました。
あまりに良かったのでお知らせ。

hauschka salon des amateurs in Japan 2011

来日公演最終日まだチケットあるみたいです。
東京渋谷wwwという会場。
渋谷付近に行かれる方 ぜひに目撃を。

11/29/2011

11/27~29

秋の京都。寺社仏閣や紅葉に目もくれず
アバンギルドでライブを見る。

パトロールマンのROCK !
ハウシュカの美しき音弾 !

音楽ていいよな。
当たり前の事をなんどもなんども噛み締めながら観た。

あ、そうだ。京都に着いた日。
すごい絵を観た。
塔本シスコさん(1913-2005)という人。

音も絵も。
もういうことないでしょ。

11/25/2011

11/26


展覧会のイベント「ふゆのとびら ギターと幻燈」が明日行われるので、幻燈リハーサル中。
ギターの青木隼人さんをお迎えします。

ろうそくの光はうつくしいなあ。
最近は蜜蝋のろうそくを使っているので頭もいたくならない。

ランテルナムジカとはまた違った幻燈会になりそうです。

11/24


このところ、またよく揺れる。

睡眠中の地震にも体が無意識に気づいていて眠りを浅くしている様な。
だから朝が早い。
窓の外にこんな綺麗な月が!

11/22/2011

expo archive 2011『旅する画材箱』@greenpoint


greenpointオープニング展示。
一階の古書や雑貨を眺め、2Fに登ると展覧会の入り口。


ポルトガルかぶれいまだ治らず。
リスボアのスケッチ。


メインの展示はスケッチブックから。
ベトナムのバイクのナンバープレートをフレームに。
ステンレス打ち出しの模様がそれぞれ異なりとても可愛い。


宙に浮く絵(秋田の雪山)
ex.市川慎子さんの「プレリュード」所収


石。

左上から時計回りに
ポルトガル・castelo mendo
日本・大磯
アメリカ・ key west
日本・上五島
ポルトガル・アソーレス諸島テルセイラ島



photo: akagi mayumi

この夏旅したベトナムの絵も。
その他画材を沢山並べたり地図を広げたり。
たのしい展示でした。

11/21/2011

11/21


これは何でしょう?
もうすこしぺたぺた塗ってはがしてまた塗って土に埋めて100年後に掘り起こしてできあがり。

11/20/2011

今日から「とびらにきのえかかったとき」


今日から展示はじまります。詳しくはブログ右上あたりの情報を。

今年は展示が多かったですが、
来年は展示が極少なめにするつもりです。(1、2カ所程度)。
お見逃し無く。

11/18/2011

人物とテーブル



描きかけ。レテ画室で描いてる絵。
人物と室内の絵を同時に。2枚の絵を呼応させるように。

横浜greenpointでの展覧会「旅する画材箱」展はあす19日が最終日。

明後日20日からは藤沢のアトリエキリギリスでの展示が始まります。

「クートラスの思い出」




「クートラスの思い出」という本が出た。今ちびちび読んでる。

これは単なるR.クートラス氏の伝記ではないね。
もっと深く、大きな本であると言える。
画家の生きてたひと昔前のパリの空気を吸える。
読むというより、著者の(クートラス氏のパートナーである)岸 真理子・モリアさんの筆力の為せる業で、彼女から直接昔の話を聞かせてもらってるような、そんな読書体験。

この本で、あえて空白を置いたように触れられていない、深夜のクートラス氏の制作の時間に思いを馳せると、ページの隙間からかすかに痛みやふつふつとした喜びの感情が伝わってくる。だるまストーブのたてる微かな音も。
読了してしまうのが惜しい本です。

じつは私は年に2、3冊しか満足に本が読めない。
もう1冊の愛読書はヒメネスの「プラテーロとわたし」。


クートラスの思い出

11/15/2011

ポートレート

親しい人の肖像を描く様に風景をいとおしく描ける様になったらな。
それができない。
けれど!
一本の木には鳥が住んでいるかいないか。
その木がおとす影のトーンはかなしそうかたのしそうか。
この風景、人に例えるとしたらどんな人生を送っているのか。

いや、モチーフではない。
絵が持とうとしている物語の問題だ。
そしてそれはいっさいが自分とは遠いところにある物語なのだ。
だから絵に自分を投影させようとするのはひょっとしたら間違っているのかも知れない。

線ひとつ点ひとつからはじまる全ての絵が肖像画の様であるならばいいのにな。と思う。
きっとそれは今日という日がつまったいい絵になる事でしょう。

11/13/2011

11/13



この前の絵だね。
自分の中でどのような色の光で陰が生まれ、育つか、考えて描いて行く。
時間が無いながら寝かせ中。

11/12/2011

11/12

経済効果とか自由化とかどうでもいい。
物語性の無い経済活動は暴力の火種だ。
そんな世界で人生送っても意味ないと断言してしまおう。
物語を紡ぐ手と足と心を持っている、
という事にもっと意識的にならなきゃだめだ。
金儲け優先でそこに関心持たない人とはさよなら、だ。

11/11/2011

パンの肖像


死ぬ程うまい広島のドリアンのパン。

11/10/2011

11/10


いつもより大きい絵も描いています。
黒多用。
昔だったら目を覆いたくなる様な粗いタッチだけど最近こういうのも好きかもと思いはじめた。

11/08/2011

expo「とびらにきのえかかったとき」



全ての絵が描きかけでどうなることやら。

藤沢のアトリエキリギリスは僕の過去の展示会場の中でも最も主張が強い会場だ。
その時間が停まった空間。
危険な香りが創作意欲をかき立てる。

陰りの世界に抗う様に僕はまあるい線を引く。
けれどいつの間にかその暗さを助長しているような絵が出来上がる事もある。
あるいみ僕らしい。
今回に限って嬉しくない。ぎりぎりまで抗ってみせましょう。

ぜひ一度いらっしゃい。

nakaban expo
「とびらにきのえかかったとき」


2011.11.20(sun)-12.4(sun)* 12:00~18:00
*11/22(tue)・11/28(mon)・11/29(tue)休み

atelier kirigiris 神奈川県藤沢市藤沢536-2  info 0466-53-3088
http://atelier-kirigiris.com

ivent
11.26(sat)19:00(start)
「ふゆのとびら ギターと幻燈」
AOKI,hayato+nakaban

charge 1000yen all standing *なるべく予約をお願いします

11/06/2011

弘前のリスボア


弘前の喫茶店ジルチでみかけたリスボア
紙がやけ、青の淵が擦れて白くなっている。これが予想外の美しさ。
青一色の本なので薄く黄色みを帯びた紙やけとなかなか相性がいい。

この古ぼけた状態を見て本を作って良かったと思った。
メニューと間違えて開く人も多いと見受けられるが(苦笑)。

ちなみにここのジンジャーティーはうまい。



そういえば喫茶店とリスボアといえば、この青はリスボンの有名な菓子/喫茶店の砂糖袋(pacote de açucar)を色サンプルとして印刷屋に渡してもらったのだった。

ポルトガルにはこの砂糖袋コレクターがたくさんいるようだ。

11/03/2011

10/30/2011

北東北ツアー中!

morioka


akita